関東を中心に全国的に相次いでいる強盗事件。その指示役とされているのがルフィという人物。そのルフィこと渡辺優樹容疑者について、生い立ちなどが明らかになってきました。高校卒業後大学はどこに進学したかや、渡辺優樹容疑者の人生を狂わせたすすきの時代など紹介していきます。
渡辺ゆうき(ルフィー)は大学デビュー
フィリピンの入館施設に収容されている渡邊祐樹容疑者。渡辺優樹容疑者を知る人物は、学生時代はマジメだったと口を揃えて言います。
成績優秀で、スポーツ万能の優等生で評判だった渡辺容疑者。どこで彼の人生が狂ったのでしょう。
当時は普通のやつだったのに…

自分がほぼ全教科赤点だったのですが補修で会った記憶ないので。

渡辺ゆうき(ルフィー)「狂ったすすきの時代」
出典元:https://www.visit-hokkaido.jp/spot/detail_10009.html
高校生まで真面目な生活を送っていた渡辺容疑者ですが、札幌に出てきてから、その生活は180度逆転する形になります。
取材スタッフ
「渡辺容疑者は高校卒業後に、札幌の繁華街・すすきので、知人と飲食店の経営を始めたといいます。
容疑者を知る人によると、そこから夜の街に染まり
印象が変わっていったといいます。札幌時代の渡邉容疑者を知る人
「飲食店を経営していて、“自分の店で働かないか”と地元の友人を“夜の街”に誘っていた。」引用元:テレ朝news
すすきののキャバクラ店時代が渡辺容疑者にとってのターニングポイントで、すすきのは全国的にも有名な繁華街でかなりの活況な街。
その中で引き抜きやキャッチなど色々な問題が起こりうるので、俗にいう“ケツモチ”(用心棒や相談役)と呼ばれる人たち、怖い人たちの存在が必要な夜の街、独特の風潮があります。
そういった環境なので、そこら辺から裏社会の人たちと精通していた可能性が高く、道がズレてきたのかと思われます。
渡辺容疑者の親族の話によると、高校卒業後に札幌に出てきてから10年ほど、会ってもいないし、連絡さえもしていないと話しています。
家族の間でも、渡辺容疑者の話すら出てこないと話していたので、もしかすると親子の縁を切られていた可能性があります。
フィリピンに移る前の札幌時代でも、お金に困り窃盗や強盗などを繰り返して、逮捕されていた渡辺容疑者。札幌には居ることができなくなり、フィリピンに移ったとの報道もあります。
住む場所の環境が違うと、付き合う仲間までも変わってきてしまいます。それがキッカケで人生180度変わるとは、自分を見つめなおす時間は必要だと感じます。
渡辺ゆうき(ルフィー)はフィリピンで豪遊生活
画像はフィリピンのテレビ局が公開した、渡辺容疑者のパスポート画像。
現在フィリピンでは、特殊詐欺のメンバーである日本人4人に対し逮捕状が出ています。渡辺容疑者に関しては、数か国の犯罪組織のビッグボスとされており、他の3人とは格が違うという事です。

相当フィリピンは犯罪者に都合がいい国だということだね
ルフィこと渡邉氏が運用する詐欺師グループの金庫番が住んでいた高級マンションの映像です。老人を騙して奪った金で優雅な生活をしていました pic.twitter.com/jQtUTlEted
— 草下シンヤ/作家・編集者 (@kusakashinya) January 28, 2023
騙し取ったお金で自分は優雅な暮らしをしていることに、腹立たしい気分ですが、学生時代までの渡辺容疑者の素性を考えると、殺しまでして強盗など想定していなかったことかもしれません。
かといって、強盗を肯定することは一切ありませんが、早期解決を願うばかりです。
渡辺ゆうき(ルフィー)は日本に戻ってこない
すでにフィリピンで逮捕状が出ている渡邊優樹容疑者。あとは日本に送還され、日本で逮捕されるのを経つだけなんですが、思わぬ落とし穴が。
それで強制送還されずに収容所に居続けることができるらしい
送還命令を受けた渡辺容疑者に、フィリピンでの暴力事件の関係で出国停止命令が出たと指摘。「強制送還を避けるやり方だ」と述べ、意図的な事件だとの見方を示した。
渡辺容疑者が拘束中の入管施設に収容された経験がある韓国人ルポライターの金潤永氏(63)は28日、ソウルで共同通信の取材に、自国で捜査を受けたくない収容者の大半が「係争中であれば送還されないため、フィリピン人に頼んで(事件をでっち上げて)告訴をしてもらっていた。100万ウォン(約10万円)くらいで簡単に手配できる」と証言した。
裁判になっても「体調不良」などを理由に期日延期を繰り返し、収容期間を延ばす手口で「10年近くいる人も見た」とも語った。
渡辺容疑者は21年5月に日本への送還命令を受けた。捜査官は、渡辺容疑者がまだ日本に送還されていないことを知り「驚いた」と述べた。送還命令は本来「すぐ実行しなくてはならず、仮に6カ月後であっても長過ぎるぐらいだ」と批判した
引用元:日刊スポーツ
渡辺容疑者が日本と海外との間の条例に詳しいことが分かります。犯罪グループはそうした、日本と海外との条例の間をすり抜け、巧みに形を変え、新たな犯罪組織へと移り変わっていくことが分かります。
今回、海外を拠点に活動している犯罪組織を、取り締まる事はできるのでしょうか。もっと上には巨大な犯罪組織が存在することも考えられます。
引き続き情報が入り次第追記します。
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