ムツゴロウの愛称で親しまれてきた、畑正憲さんが心筋梗塞で亡くなられました。87歳だったという事です。ムツゴロウ王国を築き上げてきたムツゴロウさんですが、そこで共にしていた石川利昭さんの現在はどうなっているのでしょう。ムツゴロウさんとは詐欺容疑で絶縁の話や、動物虐待の噂など、気になる事を調べてみました。
ムツゴロウさんと石川さんは絶縁状態
動物を愛する表現方法が独特で、テレビなどをきっかけに多くの方に愛されていたムツゴロウさん。ムツゴロウ動物王国を1972年に北海道厚岸郡浜中町に開園。
その時に、畑正憲さんに憧れてムツゴロウ動物王国に加わった人物が石川利昭さん。当時22歳。現在72歳の石川さんはそこで現在の奥様ひろ子さんと出会い、結婚され2人の子供がいます。
石川さんはムツゴロウ動物王国を30年以上支え続け、その後、東京都あきるの市などで活動されていました。
そんな石川さんと畑正憲さんとの間には、絶縁との噂が流れていました。22歳でムツゴロウ動物王国に加わり、30年以上動物王国を支えてきた石川さん。ムツゴロウさんの右腕とも思える人物。ムツゴロウさんを尊敬していた事は間違いないでしょう。
そんな人物が、ムツゴロウ動物王国を去るのには、相当な理由があるに違いありません。経営方針の違いや、動物に対する気持ちのズレ、飼育方法の違いなど、様々な理由が考えられますが、どうやら石川さん側に問題があったようなんです。
畑様やムツゴロウ動物王国とは一切無関係のため、すべての石川氏の活動に対し
「ムツゴロウ動物王国」の使用禁止を取り交わしていた。
絶縁しているともとれる内容の文章。その原因が石川さんの動物虐待とされているのです。
ムツゴロウ石川さん絶縁理由は無登録販売
石川さんはムツゴロウ動物王国を去った後、2008年に独立され、北海道中標津町に犬や猫を中心とした「石川百友坊」を運営されています。
そこでの飼育方法が動物虐待と報じられている、情報がありました。
石川百友坊として独立。
動物取扱責任者のみ東京から引き継ぐという形で動物取扱責任者石川利昭として
2008年6月30日にムツゴロウ動物王国(ムツプロ)が第一種動物取扱業(販売)を登録。
信頼関係失墜のため2012年12月28日に動物取扱責任者から解任。


※2012年12月28日以降石川百友坊および石川利昭は第1種動物取扱業(販売)の無登録販売をしていました。
<2015年7月15日>
動物愛護管理法違反により根室振興局が現地調査および指導を実施。
※2015年8月3日現在
石川百友坊および石川利昭で
第1種動物取扱業の登録申請は無し。
登録申請がないため
飼養施設確認の訪問は無し。
石川利昭(ムツゴロウメンバー)に動物虐待疑惑
石川利昭さんについては、動物虐待疑惑まで上がっています。
石川利昭ムツゴロウ動物王国を辞めた本当の理由
ムツゴロウ動物王国を30年以上支え続けてきた石川利昭さん。ムツゴロウさんとは絶縁という話も出ていますが、本当の理由は違っていたように思えます。
ムツゴロウ王国はそもそも経営難でした。今回、畑正憲さんが亡くなられた時も借金が3億あったと報道されています。
ムツゴロウ王国の大きな問題として、稼ぐ人間がいないという事を上げられています。その為、ムツゴロウさんが、メディアへの露出や執筆活動などで、収益を稼いできました。
何百頭もの動物の世話をしなくてはいけないので、それだけ消費するものも多かったでしょうし、従業員に払う給与も出さなくてはいけません。
2004年には東京サマーランド内の敷地に「東京ムツゴロウ動物王国」を開園しますが、思うように集客できずに2006年に破産。
そういった苦しい部分もムツゴロウさんの側で見てきたのが石川さん。もしかすると、経営難を理由に、自分の居場所を自分で作ろうと決心がついたのかもしれません。
実際に、ムツゴロウ王国を後にした石川さんは、2008年に「石川百友坊」の運営をスタートしていますからね。
石川利昭現在は犬猫と暮らす動物王国を牽引
石川利昭さんの現在は、ムツゴロウ動物王国を退いてから2008年にスタートした「石川百友坊」を運営されています。
石川さんのFacebookを確認する限り、たくさんの犬と生活されている様子が分かります。
ムツゴロウ王国を辞めてからは詐欺容疑の疑いもありましたが、Facebookを確認する限り、動物を虐待しているようには見受けられませんでした。
さらに、ムツゴロウさんこと畑正憲さんが亡くなったという事に、自身のFacebookでは感謝の気持ちを書かれていました。
ムツさん、ゆっくりとおやすみ下さい。「具体」が大切と教えて下さったこと、けして忘れません。
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