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エアコンの送風と扇風機は電気代どちらがお得?計算式から算出

2024年6月13日

暑い季節がやってきます。毎年気温が上がり続けていると感じるのは気のせいでしょうか?

今年は電気代が爆上がり中!夏の季節に欠かせないエアコンや、扇風機の電気代も気になるところです。

今回はエアコンの送風機能と扇風機の電気代について解説していきます。

エアコンの送風の電気代はいくら?計算式から算出

エアコンの送風モードの電気代は、冷房や暖房モードに比べると非常に低いです。具体的な電気代はエアコンの機種や使用状況によって異なりますが、一般的な目安は次の通りです。

1. 消費電力の比較
エアコンの送風モードは、主にファンが動作するだけなので、消費電力は冷房や暖房モードと比べて非常に小さいです。たとえば、一般的な家庭用エアコンの場合、送風モードの消費電力は10Wから30W程度です。

2. 電気料金の計算
電気料金は以下の式で計算できます。

消費電力量(kWh)×電力量料金(円/kWh)

例えば、消費電力が20W(0.02kW)で、電力料金が25円/kWhの場合、送風モードを1日8時間使用した場合の電気料金は次のようになります。 0,02kW × 8 × 25/kWh = 4

3. 月間の電気料金
同じ計算を1ヶ月(30日)続けた場合:

4 × 30 =120

これらから分かるのが、送風モードの電気代は非常に安く、1日数円程度で、月間でも数百円以内に収まることが一般的です。

エアコンの冷房や暖房モードに比べると大幅にコストが抑えられるため、電気代を節約したい場合には効果的です。

具体的な消費電力や電力料金は、使用するエアコンの仕様書や電力会社の料金プランを確認しましょう。

扇風機の電気代はいくら?計算式から算出

扇風機の電気代は、主にその消費電力と使用時間によって決まります。以下に具体的な計算方法と例を挙げました。

1.扇風機の消費電力
一般的な家庭用扇風機の消費電力は、風量の設定(弱、中、強)によって異なりますが、一般的には20Wから50W程度です。ここでは、平均的な消費電力を30W(0.03kW)として計算します。

2.電気料金の計算方法
電気料金は以下の式で計算します

消費電力量(kWh)×電力量料金(円/kWh)

具体例 消費電力30W(0.03kW)、電力料金25円/kWhと仮定して計算します。 1日あたりの電気代 1日8時間使用した場合の電気料金は以下のようになります: 0,03kW × 8 × 25/kWh=6

1ヶ月あたりの電気代
同じ条件で1ヶ月(30日)使用した場合の電気料金は以下のようになります:

6 × 30 =180

消費電力が異なる場合
消費電力が20W(0.02kW)や50W(0.05kW)の場合についても計算してみましょう。

20W(0.02kW)の場合
1日8時間使用した場合:
0,02kW × 8 × 25/kWh =4
1カ月使用した場合
4 × 30 =120

50W(0.05kW)の場合
1日8時間使用した場合:
0,05kW × 8 × 25/kWh =10
1ヶ月使用した場合:
10 × 30 =300

デシャップ
デシャップ
扇風機の電気代は、使用時間や消費電力によって異なりますが、一般的には非常に低いです。

平均的な消費電力30Wの扇風機を1日8時間使用した場合、1日あたり約6円、1ヶ月あたり約180円となります。

電力料金や使用時間に応じて計算を調整することで、具体的な電気代を把握できます。

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【結果】エアコンの送風と扇風機は電気代どちらがお得?

以上のような結果から、エアコンの送風モードと扇風機の電気代を比較すると、一般的には扇風機の消費電力が高いため、

エアコンの送風モードのほうがわずかに電気代が低く、お得だと言えます。

しかし、両者の電気代は比較的近い範囲にあり、エアコンの送風モードの方がやや有利と考えていいでしょう。

ただし、電気代だけでなく、使用する機器の効率や快適性も考慮する必要があります。

例えば、エアコンの送風モードは部屋全体の空気を循環させるのに優れていますが、扇風機は直接風を当てることで体感温度を下げる効果があります。

状況に応じて使い分けるのが賢明だと考えられます。

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