関東で相次いでいる、3人組の強盗事件が話題となっています。いずれも手口が似ていることから、同一犯の可能性が高いとみて捜査中ですが、犯行の手口が雑で素人の犯行にしか思えない事件。この事件を調べてみると、犯人像について市の職員ではないかという説が浮上。詳しく調べてみました。
3人組強盗致傷事件!「犯人は市の職員説」が浮上
関東で相次いでいる強盗致傷事件。茨木県龍ヶ崎市で被害にあったのは、70代の夫婦が住む自宅。被害額は2万5千円で夫婦の手足を粘着テープで縛り、怪我を負わせて逃亡。同じく茨木県のつくば市での強盗事件も、老夫婦の自宅に侵入し手足を粘着テープで縛り、現金80万円を奪って逃走。
どちらの強盗事件も手口が似ており、いずれも老夫婦の自宅を狙っての犯行であると思われます。しかも、犯人は老夫婦に危害を加えていることを考えると、手口が荒くプロの犯行というよりは、素人の犯行ではないかと考えることもできます。そこで浮かび上がったのが市の職員ではないかという説。

3人組強盗致傷事件!茨木県坂東市でも類似事件
茨木市県では3人組による強盗事件が3ヶ月前にも起こっていました。しかも犯行の手口は一緒。3ヶ月前の強盗事件は、茨木県坂東市で起きており被害額は20万円。
家に入ってきた犯人から逃れ、玄関を出るとさらに2人の犯人の男に捕まり、粘着テープで手首を縛られ口も塞がれ、再び家に引きずり込まれたといいます。
「中に引きずり込まれて“金どこだ”“金庫どこだ”“時計どこだ”とか“正直に言ったら殺さねえから大人しくしろ”とか言われて、怖かったです。殺されると思いましたね。こんなところで人生終わっちゃうのかと思って・・・。」

3人組強盗致傷事件!犯人の特徴は
茨木県で度々起こっている強盗致傷事件。3ヶ月前には坂東市、今月の14日午前1時前に龍ヶ崎市、午前4時ごろつくば市。大胆な犯行でプロの強盗団と考えるより、素人の犯行と思われる今回の強盗事件、気になる犯人の特徴は。
若い男の3人組で、3人全員が黒っぽい服を着用しており、犯行にはハンマーのようなものと、粘着テープが使用されていたとされています。年齢は20代から30代と思われており、身長はいずれも170cmぐらい、深夜に老夫婦の自宅を狙って犯行に及んでいます。
インターホンを鳴らし、応答がないと判断したら窓ガラスを割って侵入。中にいた老夫婦の口と手と足を粘着テープで縛り脅す手口。大胆で荒っぽい犯行を考えると、素人の強盗団の可能性が高いのではないかと推測します。
3人組強盗致傷事件!関東で相次ぐ類似の手口
茨木県だけではなく、今年に入って関東では3人組による強盗事件が相次いでいます。1月9日には神奈川県川崎市で、10日には栃木県足利市で、12日には埼玉県さいたま市でも強盗事件が発生していました。
栃木県足利市で起きた強盗事件で、被害者を助けた近隣の方の証言によると「手を粘着テープで縛られたので、それも後ろじゃなくて前だったんですね。で、なんとかとって、足も目隠しもとってうちに来たみたい」
「携帯電話で指示を受けながら犯人が色々行動していたらしいです。だからきっと組織ぐるみでやってるんじゃないかって」
栃木県足利市での被害額は現金300万。被害にあったのは53歳の男性で、男性は鈍器なようなもので頭を殴られています。いずれも犯人は3人組で、3人のうちの1人が携帯電話で指示しながら犯行に及んだとされています。
犯行の手口が類似している3人組による強盗事件ですが、次の被害者が出ない為にも、早い解決を望みます。
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