安倍元首相銃撃事件

山上徹也容疑者のFacebook画像「自衛官退官後は何をしていた」安倍元首相銃撃事件

奈良市で参院選の街頭演説中に安倍晋三元首相(67)が、山上徹也容疑者(41)に銃撃され、安倍元首相は午後5時3分に亡くなられました。日本国内に衝撃が走ったこの事件。

犯人の山上徹也容疑者についてFacebookや海上自衛隊後の気になる経歴などを調べてみました。

山上徹也容疑者のフェイスブック画像

 

山上徹也容疑者のフェイスブックに関して調べてみました。
「山上徹也」で検索をした結果

 

5名のアカウントが見つかりましたが、山上徹也容疑者の特定には情報が足りません。どのアカウントも現在、運用しているような実態がなく特定できるアカウントではありません。

 

ローマ字で「tetsuyayamagami」で検索したところ、ヒットしたのは11名のアカウントが見つかりました

 

しかし、プロフィール欄の所在地、画像、年齢などを調べてみると、公表されている内容とは別の人物であると思われ、特定することはできませんでした。さらに、ほとんどのアカウントが運営実績がないので、判断することが難しいです。

 

しかし、SNSを調べていたところ、気になる情報をツイッターで見つけました。

 

山上徹也と安倍晋三の名前をハッシュタグつけて数日前から投稿してる不気味なアカウントをインスタで発見。 誰かがそこを指摘してコメントしてたらすぐそのコメント消されてた。 怖すぎませんか
こちらのインスタに関しては現在、調べている最中ですが、この書かれている内容が本当だとすれば、山上徹也容疑者がインスタで何らかのサインを送っていたことになると考えられます。それにしても不気味です。

山上徹也容疑者の経歴「自衛官退官後は何をしていた」

 

報道されている通り、山上徹也容疑者は2002年に任期付きの自衛官に入隊し、2005年に退職しています。その後、およそ現在までの17年どのような経歴があるのか気になります。

任期付自衛官とは、育児休業や配偶者同行休業を取得する自衛官の代替要員として、任期(最大3年)を定めて元自衛官や予備自衛官を採用する制度です。  引用元:海上自衛隊

 

山上徹也容疑者は、奈良県の大和郡山市にある県立高校の奈良県立郡山高校に在籍していたことが分かりました。そこで応援団に所属していたことも分かっています。

 

【奈良県立郡山高校】
〒639-1011
奈良県大和郡山市城内町1-26
高校を卒業後は、同志社大学の理工学部を中退しているとされ、その後、海上自衛隊に入隊します。
気になる海上自衛隊を退職後についてです。
山上容疑者は1999年に奈良県立高校を卒業後、2002~05年に海上自衛隊に勤務。
退職後はファイナンシャルプランナーや宅地建物取引士などの資格を取り、
複数の会社で派遣社員やアルバイトで働いていたと同社に伝えていた。
防衛省は8日、山上容疑者と同姓同名で同じ年齢の人物が、02~05年の3年間、
海上自衛隊に任期制の自衛官として在籍していたと明らかにした。
この人物は任期中に年1回程度、小銃を扱う基本的な訓練を受けていた。
銃の構造や取り扱いを学び、弾を込めて発射するまでの一連の実弾射撃も経験していた。
小銃の分解や整備、組み立てについても習熟する訓練を受けていたという。
海上自衛隊退職後は、FPや宅建を取得していたようですが、コミュ障が原因で社会に馴染むことができず、派遣の作業員のアルバイトをしていたようです。報道では逮捕された時は、無職と報道されていました。

 

同志社大学の理工学部という事なので、自ら手製の銃を作ることが堪能であったと考えられます。犯行の動機を「特定の団体に恨みがあり、安倍元首相がつながりがあると思って犯行に及んだ」と計画的な犯行が考えられます。

 

特定の団体として名前が上がっているのが、統一教会。統一教会のせいで家族が崩壊したと供述。統一教会は安倍元首相が広告塔だったと知られているため、犯行に及んだとされています。

山上徹也容疑者の自宅住所特定

 

山上徹也容疑者の自宅を特定できました。

 

G’s rough がテレビで映ってる。たしか美容室よね。 その隣の8Fって言ってるから、シティホームズ大宮かな?
シティホームズ大宮の住所
〒630-8115 奈良県奈良市大宮町3丁目1-18
家賃については、3万8,000円ほどと言われています。

今回の事件で自宅には家宅捜査が入り、自宅には他にも爆発物がある可能性があるとされており、自宅から捜査員によって、段ボール十数個を運び出されたと報道されています。

安倍元首相銃撃事件の時系列

奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で、8日午前11時半ごろ参院選の街頭演説中だった安倍晋三元首相(67)が銃撃。安倍元首相は心肺停止状態で奈良県立医科大付属病院に救急搬送されたが、同日午後5時3分に死亡が確認された。

 

 

午前11時半ごろ  奈良市の近鉄大和西大寺駅周辺で街頭演説中に銃撃。

午前11時32分   奈良市の山上徹也容疑者(41)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕。

午前11時53分   ドクターヘリが現場に到着

午後0時13分    ドクターヘリが離陸

午後0時20分    ドクターヘリが奈良県橿原市の県立医科大付属病院に到着。

午後2時47分    岸田首相が首相官邸で会見。涙ぐみながら「何とか一命を取り留めていただくよう心から祈りたい。民主主義の根幹である選挙が行われている中で起きた卑劣な蛮行で、決して許すことはできない」と話す。

午後5時3分    安倍元首相の死亡を確認

午後5時17分   山上容疑者の自宅マンションを家宅捜索

午後6時過ぎ   搬送先の奈良県立医科大付属病院が記者会見。

午後6時55分   首相官邸で、安倍元総理の死去を受け岸田首相が「誠に残念で言葉もない」

過去に起こった政治家襲撃事件

 

過去にも政治家をターゲットにした、襲撃事件は何件か起こっています。
戦後に起こった襲撃事件をまとめてみました。

1960年   岸信介首相が右翼活動家に刺されて重傷
1960年   浅沼稲次郎氏(社会党委員長)が17歳の少年に刺されて死亡
1975年   三木武夫首相が男に顔を殴られ転倒し、負傷
1990年1月  本島等氏(長崎市長)が市役所前で右翼団体に銃撃されたが、一命をとりとめた
1992年3月  金丸信氏(自民党副総裁)で栃木県足利市で男に発砲される
1994年5月  細川護熙(もりひろ)氏が東京都内のホテルで、右翼団体の構成員が天井に発砲
2007年4月  長崎市の伊藤一長市長が暴力団幹部の男に銃撃され死亡
政治家が襲撃され亡くなったのは、2007年4月の伊藤一長市長の事件以来となる今回の事件。当時、伊藤一長市長も選挙活動中の演説を終えたすぐに銃撃されました。

 

1960年には、安倍元首相の祖父にあたる岸信介元首相も右翼活動家に刺されて重傷を負っていますが、その時は一命をとりとめたとされています。皮肉にもおじいさまと同じ政治家として活動されていた中での今回の事件に、何とも言えない感情が沸いてきます。

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